カラー···ブラウン 天然琥珀は植物由来の化石。 生成の過程や 琥珀と電気の発見の件も 興味をそそります。 古生代と現代を結ぶ ロマンに満ちた宝飾品の材料で 熱烈な愛好者は多数。 身につけても軽く それは、天然琥珀の真贋テストに於いて 飽和食塩水に投げ込むと『浮く』ことからも いかに「軽量」であるかは一目瞭然。 単体であれば 真贋テストで結果を得ることは容易いが、 装飾品として加工されていると 真贋の区別は、、、もはや困難極まりない。 摩擦テストで静電気の発生、ないしは「香り」の有無を見る手段もありますが 必ずしも発生するとは限らない、、、。 さて、今回出品のネックレスに使用されているのは 『煉琥珀』です。 天然琥珀をお求めの方には 価値のなさそうなシロモノで 所謂はプラスチック(ベークライトの合成樹脂？) ところが アフリカン　アンバーとして流通しており 現在では入手困難なため 天然琥珀と同価で取引きされているそうです。 ★入手先はインド、インドネシア、香港★ 中心の大玉から左右ふたつ目の 渋い群青色の玉は ヨーロッパ人が 交易のためにアフリカに持ち込んだ 再生ガラスのビーズ(ナイルブルーガラスビーズ) 一つは光を通し 明所では透けてなお美しく 暗所と明所での色の変化が楽しめます。 煉琥珀とは言え、 色艶も良く ボリューム感のある割には軽量 物足りなさを見事に払拭してくれる インパクトのある首飾り それでいて主張しすぎることのない アメ色とビンテージガラスビーズのナイルブルーの 絶妙なコンビネーション それぞれの玉の存在感も 全体としての一体感も完璧に美しい 逸品です。