八重洲無線 FT-857をスペクトラムスコープ化するセットです。FT-857背面にIF信号を取り出すSMAケーブルを引き出してあります。本体との接続で直流の流れ込みを防止するために10pFのセラミックコンデンサーを挟んであります。本体へのはんだ付けは一箇所で簡単に取り外すことができます。 ７枚目の写真が動作例です。HDSDRとOmni-Rigを使い、FT-857受信をパソコン側から操作できます。FT-857本体での操作もCATインターフェース経由で即座にパソコン側に同期します。 セットにはRTL-SDR.COM V3 が含まれています。FT-857の第一中間周波数は68.330Mhzですので、HFアップコンバーターの必要はなく、そのままIF信号を入力できます。 本体のFT-857は新スプリアス規格の100W機です。５と8枚目の写真で確認できますが、オプションのコリンズSSB(2.3Khz)メカニカルフィルターとTCXO-9(互換品)を搭載しています。経年相応の小傷・スレはありますが、外観を損ねるものはなく、比較的綺麗です。液晶パネルのドット抜けもありません。ダミーロードを使い送信出力を測定し、ほぼ定格の出力があることを確認しました。ただし、校正された計器での測定ではありませんので、あくまでも参考程度です。写真にあるパワー計は出品に含まれません。 出品内容： ①FT-857本体(技適番号:002-140008, 100W機) ➁コリンズSSB(2.3Khz)メカニカルフィルター ➂TCXO-9(互換品) ④DCケーブル ヒューズ付 ⑤マイク(MH-31) ⑥モービルブラケット(MMB-82) ⑦RTL-SDR.COM V3 ⑧SMA ケーブル 10cm SMA-P（オス）-SMA-P（オス） ⑨USB CATインターフェースケーブル ⑩TCXO-9換装で不要となった標準REF UNIT(TCXOではない) ⑪FT-857D取扱説明書(PDFファイルを印刷) TCXO-9(互換品)についての追加説明： "FT-817 用TCXO(TCXO-9)互換品 - Ameba"でWEB検索していただけると周波数安定性測定結果のブログ記事があります。参考にされてください。