古い欅の作業台です。かなり古いです。寸法 高さ約180㎜ 外寸約250㎜彫金や鍛金用の木台に、または花台やディスプレイ用に。台の表面には象牙のような白い破片が無数に埋め込まれています。恐らく牙彫師（象牙等を彫刻する職人）のような仕事をする職人が使っていたものと思われます。あるいは根付の職人が使っていたかもしれません。八角形をしている理由について正しくは不明ですが恐らく横倒しにして使う為です。以下の要領で使う物と推測します。八角形が正面になるようにして台を横倒しに置き、さらに背面を壁等に押し当てるようにします。ノミ等で材料を突く際に刃物を受け止めることができます。八角なので向きを変えながら使うことができ、台や道具が長持ちするのです。一刀彫などで材料をノミで荒取りするような場合にこのような台を使うことがありますが八角は見たことがありません。いずれにせよ滅多に出会わない品物です。大切にして下さる方にお譲りいたします。Ω宅急便 100サイズ